今日もランクル日和

40代からはじめる素敵なランクル生活

フォグランプのレストア(前編)

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レストアとは

“製造時期から年数がある程度経ったビンテージモデルなどを復活、
あるいは「保存」する事を目的に修復や復元する事” Wikipediaより引用

レストア - Wikipedia

以前にも書いたが、あまり一般的な言葉ではないので引用解説しました。


私のランクルの現状

時間があるときに、新品部品に交換したり、錆取り・塗装などをして部分的に少しずつ修復している。私のランクル70は2000年製なので今年で20年。ヴィンテージ、クラシックなどという呼び方は似合わない。普通に旧車といったところかな。というかまだ海外向けにランクル70は生産され続けているのです。部品が出なくて困ることはありません。

元々は奈良県で大事に乗られていた車両なので、雪国の塩化カルシウム攻撃もなく、錆の発生は少ない。ゴム・プラスチック部品の劣化は一部気になる部分があります。錆は早期発見・適切な処置が大事です。塗装の下でジワジワと勢力を広げていき、鉄板にボロボロと穴を開けることになります。

最初から付いていたフォグランプ

フォグランプは前オーナーがコレを装着していた。

///IPF SUPER OFF-ROADER 900 H3

ランプステーはこれ

www.4x4es.co.jp

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あまりコテコテとオプションや社外品を付けるのは好きじゃないけど、この昔ながらの大きいフォグランプはカッコいいから外していない。競技用という名目ですし、光量があり街中では使えないから滅多に点灯することはありません。

カッコいいけど、スチールメッキのケースなので錆びやすい。後述するけど水が隙間に溜まりやすい構造なので非常に錆びやすい。塩化カルシウム水溶液が掛かったまま放置していると、数年でボロボロになると思う。

 

フォグランプの現状

分解して各部の確認

最初に気になったのは取り付けボルトの錆

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この部分がこれだと中はヤバいと思って分解してみたのです。よく見るとケースのメッキもボコボコと下から錆で盛り上がっている部分があります。

ケースを分解します。

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おっ。意外に錆びてない。

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どうやら前オーナーが、防錆剤らしきもの(サビチェンジャーかな?)を吹き付けています。ベタベタと気持ち悪いけどグッジョブ!!

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とりあえずパーツクリーナーで防錆剤を除去する。やはり水が溜まる底は錆が進行している。

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フォグ取り付けボルトは、ワイヤブラシでさっと磨いて錆をとる。むむむむ。リベット留めなのでこれ以上分解できない。 

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ええわい。リベットを全てドリルで削り落とすことにした。どうせこのままだとプレートの隙間がどうなってるのか気になって仕方なくなるのです。

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思ったほどではなかったけど、時間の問題でしたね。早めに処置ができたのだから良しです。長年の汚れも落としましょう。

ケースの合わせ目にパッキンは無いし、上部の固定ネジにもパッキンは無い(プラスチックワッシャーは付いてるけど防水能力は無さそう)から隙間から水が入る構造になってる。もちろんバシャバシャ入ってくるわけではなく、大雨や雪のときにジワジワと入ってくる程度だと思う。中に入った水は底に開いてる水抜き穴から外に抜けるようになっている。

毛細管現象で補強プレートとケースの隙間に水が入りやすいし、抜けにくい。これが塩化カルシウム水溶液ならば、あっという間に錆が発生するでしょう。コストを考えると仕方ないのかもしれないけど、安い商品ではないからもう少し錆対策をして欲しいところです。

 

フォグランプの防錆処理

錆落とし

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ケース内は、サンドペーパーとスポンジヤスリを使って錆を削り落とします。

フォグランプ本体・ランプケースは、ほとんど錆はなかったのですが、この機会に防錆するので、全体にサンドペーパーで擦って下地をつくります。

汚れはパーツクリーナーできれいにします。

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中性洗剤で全ての部品を洗浄・乾燥したあと、全体をパーツクリーナーで脱脂します。

防錆塗料が付着してほしくないところ(外側のメッキなど)をマスキングします。


防錆塗装

今回塗る塗料はコレ。

その筋では有名な防錆塗装。少々塗りにくいけど、亜鉛メッキと同程度の錆止め效果があるそうです。塗膜が厚いのと、摩擦に弱いので摺動部には使えません。開閉するときに擦れる場所などは剥がれやすいです。

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刷毛で2回塗りました。
これで中の防錆は完了。

メッキケースの判断

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メッキケースには一部点々と錆が露出しており、メッキ下にボコボコと錆が成長しています。

錆を除去して再メッキか全塗装するか考えたけど、とりあえず今回は浮いた錆だけ除去して、現状のままとした。全体にメッキは生きていて磨けば光るから、ボコボコの錆も遠目だと分からないのです。外側はいつでもチェックできるので酷くなればそのときにまた判断して処理すればいい。


メッキケースの錆取り・磨き

メッキ部の点錆はコンパウンドで削り取る。ウエスに少しコンパウンドをつけてからひたすら磨く、磨く、磨く、磨く・・・この無心状態が結構好きです。時間があっという間に過ぎます。

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でも、深い傷や膨らんだ部分は変わりません。妥協して見ないようにします。

点錆を除去した部分にはメッキ層もありませんから、ワックスで防錆するようにします。(最後に掛けます)
 

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ハイ完成。
キレイになったメッキ面にうっとり。うふふふ(笑)



長くなってきたので今日はここまで。
次回完結。配線製作・フォグランプ組み立てなど。
乞うご期待。